strain gage animation

English

021- 51085998

技術情報/"AE801"の取扱い方法

semiconductor transducer elements

測定原理

AE801/エレメントはシリコンビーム先端に負荷(P)が加わることでビーム上下面に拡散された半導体の抵抗(R)はそれぞれ抵抗変化(±ΔR)します。この2個のアクティブな抵抗と2個の固定抵抗でひずみゲージでお馴染みのホイートストンブリッジを構成し、負荷(P)又は負荷による撓み(δ)に比例した出力を得ることが可能です。

AE801/エレメントの測定範囲

負荷(P)/撓み(δ)は、シリコンビームの最大ひずみ(εmax=1000 μstrain)まで次式で計算することができますが、測定範囲としては最大負荷(Pmax)/最大撓み(δmax)以内でご使用下さい。

δ=P*L^3/E*I=(2/3)*εmax*L^2/h

E:シリコンビームの縦弾性係数
I:断面2次モーメント
εmax:シリコンビームへの最大ひずみ
L:ビーム固定部からの距離

測定範囲(ビームの先端に負荷が加わった場合)
Pmax :12 gr (約118 mN)
δmax:0.1 mm
※Pmax/δmaxにおけるホイートストンブリッジを介した出力は約25 mV/Vが得られます。

AE801/エレメントの測定機器

AE801/エレメントはホイートストンブリッジを介した出力は約25mV/Vが得られますので、オシロスコープやデジタルボルトメータにて直接読取りは可能ですが、"v単位"で出力を得たい場合はアンプで増幅する必要があります。以下に簡単なアンプの回路図を掲げますのでご参考にしてください。なお、当社製のDCストレインアンプ/5693も利用可能です。

アンプ回路図(参考) ※本回路に関するお問い合わせはご容赦下さい。

<回路例−1>
一番簡単な方法は計装アンプ回路を用いる方法で図1に示します。この回路ではAE801と固定抵抗でブリッジ回路を構成し、5Vの印加電圧を加えその出力を工業標準のオペアンプで構成した計装アンプで受けています。

amp circuit example for ae801

<回路例−2>
図2の回路は図1の回路をバーブラウン社の計装用アンプに置きかえたものです。現在、計装アンプICはアナログディバイセス社、リニアテクノロジー社等からも出されていますのでそれらを用いることも出来ます。

amp circuit example for ae801

<回路例−3>
図3の回路はAE801に正負の同じ電圧を加え、その出力をA2のオペアンプで増幅しています。 A1はセンサー用の負電圧を発生させ、A3はA2 のアンプ用にゼロ点調整用の電圧を作っています。

amp circuit example for ae801
get_adobe_reader

Home | About Us | Contact Us | Site Map | tuochi Automatic Instrument Co.,Ltd  Tel: 021-51085998  Fax: 021-51069009  Mail: zhang@yanatoo.com